この記事はこんな方向けの記事です。
私自身はデロンギの「ディナミカ」を2年にわたって使い倒してきましたが、もはやディナミカなしの生活は考えられなくなりました。
ディナミカはデロンギのコーヒーマシンの中では「中の上」くらいの人気モデルです。
一方、エントリーモデルの価格的にもお手頃な一番人気が「マグニフィカS」です。
ブラックコーヒーをメインで飲むなら価格を抑えたマグニフィカSでも十分だと思います。と、言いつつ、違いが気になる方も多いでしょう。
私自身もどっちを買おうかかなり悩んだ末にディナミカを選んだので・・・
というわけで今回の記事は、私がこよなく愛用している「ディナミカ」と人気シリーズ「マグニフィカS」を徹底比較して「どっちを選ぶべきか?」について本音で話していきたいと思います。
本記事の内容
- デロンギの「ディナミカ」と「マグニフィカS」の特徴
- 「ディナミカ」と「マグニフィカS」の決定的な違い
- ディナミカとマグニフィカSの選び方
デロンギ製品を安く購入したい人
デロンギ製品は公式ショップでの購入がおすすめ。全自動コーヒーマシンもお得に安く購入できるセールをやっているときを狙って購入しましょう。「【セール情報あり】デロンギ(De’Longhi)製品をお得に安く買う方法」の記事も参考にしてみてください。
デロンギ全自動コーヒーマシン「マグニフィカS」と「ディナミカ」の特徴
最初にマグニフィカSとディナミカにどんな特徴があるのか解説します。
マグニフィカSの特徴
「マグニフィカ」シリーズには複数のモデルがありまして、マグニフィカSはその中でも最もお手頃なエントリーモデルです。
マグニフィカSは「コーヒー豆を挽く、淹れる、ミルク泡立て」などの基本機能が搭載されつつ、手に取りやすい価格設定のため家庭用としても一番人気機種です。
マグニフィカシリーズの違いについて詳しく見たい方は以下の記事も参考にしてみてください。
»【デロンギ全自動コーヒーマシン】マグニフィカの違いを比較|選び方やおすすめモデル紹介
ディナミカの特徴
「ディナミカ(ECAM35035W)」はデロンギの全自動コーヒーマシンの中では中級グレードに当たります。
ブラックコーヒーのメニュー数は上級モデルとほとんど差がなく、カフェ並みに色々な淹れ方ができます。
また、ディナミカには液晶パネル表示があり、マグニフィカSよりも操作性や使いやすさがアップしています。
ディナミカは上位モデルにも劣らずコーヒーメニューが豊富!
【比較表まとめ】マグニフィカSとディナミカの違い
「マグニフィカSシリーズ」と「ディナミカ」の違いを比較表でまとめてみました。
マグニフィカS 直営店限定 | マグニフィカS コンパクト | マグニフィカS スマート | ディナミカ | |
型名 | ECAM22112B/W | ECAM23120BN/WN | ECAM25023SB | ECAM23120W |
価格 (税込) | 65,800円 | 92,800円 | 108,000円 | 138,000円 |
サイズ W×D×H [cm] | 23.8×43×35 | 23.8×43×35 | 23.8×44×35 | 24×44.5×36 |
消費電力 | 1450W | 1450W | 1450W | 1450W |
カラー | ブラック/ ホワイト | ブラック/ ホワイト | シルバー ブラック | ホワイト |
水タンク | 1.8L | 1.8L | 1.8L | 1.8L |
豆容量 | 250g | 250g | 250g | 300g |
ミルクフロッサー | ノーマル | 調節フロス付き | 調節フロス付き | 調節フロス付き |
ウォーターフィルター | なし | なし | 標準搭載 | なし |
コーヒーメニュー | ・エスプレッソ ・カフェジャポーネ | ・エスプレッソ ・カフェジャポーネ ・ロングコーヒー | ・エスプレッソ ・カフェジャポーネ ・スペシャルティ | ・エスプレッソ ・カフェジャポーネ ・ロングコーヒー ・スペシャルティ ・トッピオ+ |
マイメニュー機能 | なし | なし | なし | あり |
抽出設定 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
トレイ内側の着脱 | 不可 | 不可 | 可能 | 可能 |
公式サイト | デロンギ公式オンラインストア |
ディナミカの上位機種にはミルクタンク搭載の機種を選ぶこともできます。ただ、ミルクタンクがある機種はは価格的に跳ね上がるので、マグニフィカSとの比較については、「ミルクタンクなし」のディナミカECAM35035Wで比較します。
主な違いを解説していきます。
※ちなみに、比較表の価格はデロンギの公式価格ですが、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングにもオンラインショップがあって、その時々で価格が結構変動します。購入検討の際は「【セール情報あり】デロンギ(De’Longhi)製品をお得に安く買う方法」の記事もチェックしてみてください。
【抽出メニューの違い】メニュー数はディナミカが圧倒的
まず最初に、マグニフィカSシリーズとディナミカの一番の違いは抽出できるブラックコーヒーのメニューの数です。
- マグニフィカS直営店、コンパクト:基本のブラックコーヒーが抽出可
- マグニフィカSスマート:基本メニューに人気のスペシャルティを追加したモデル
- ディナミカ:上級モデル並のこだわりメニューまで抽出可
ざっくりまとめるとこんな感じです。
メニュー数は「ディナミカ」が圧倒的に多いね!
ちなみに、それぞれのメニューは下図のように抽出方法が変わります。
【ミルクフロッサーの違い】マグニフィカ直営店モデルは泡調整ができない
見落としがちですが、実はミルクフロッサーにも違いがあります。マグニフィカS直営店モデルには「調整フロス」がついていません。
調整フロスがあると何ができるの?
調整フロス付きの機種は「フォームミルク」に加えて泡立てない普通の「ホットミルク」も作ることができます。
ミルクフロッサーを使ってホットミルクを作ると電子レンジで温めたときのような表面の膜ができないのが特徴です。
細かい違いですが、作れるメニューの幅が変わってきますね。
【洗浄性の違い】トレイ内部の着脱ができるとお手入れが楽
デロンギのコーヒーマシンには抽出で出た余分な水分を捨てるトレイを搭載しています。トレイの構造は機種によってトレイ内部の着脱できるものとできないものあります。
トレイ内部の「着脱ができる」タイプ
トレイ内部の「着脱ができない」タイプ
トレイの内部はコーヒーの着色など汚れがつきやすいので、10回に1回程度は洗剤などしっかりで洗ったほうがベターです。
洗浄頻度を考えると、内部の部品が脱着できる方がお手入れは圧倒的に楽ですね〜
【機能性の違い】ディナミカのマイメニューが便利
ディナミカには「マイメニュー」というマグニフィカSシリーズにはない機能が搭載されています。
マイメニューを使うと、以下のように個人の好みに合わせたコーヒーを毎回ボタンひとつで手間をかけずに淹れることができます。
- 濃いめのコーヒーが好きな人
- 薄めのコーヒーが好きな人
- 一度にたくさん抽出したい人
もちろんマイメニューボタンを使わない通常の抽出もできるので、シーンに合わせてマイメニュー機能を使うと便利です。
私の場合は外出先にボトルで持ち歩く用に「豆多め、抽出量多め」でマイメニュー登録してます!
【どっちがオススメ?】ディナミカとマグニフィカSの選び方
マグニフィカSとディナミカの違いはなんとなくわかったでしょうか。
結論としては、機能や使いやすさで勝る「ディナミカ」を選ぶか、コストを考えて「マグニフィカS」を選ぶかです。
とはいいつつも、実際にどっちのモデルを選ぶべきか検討中の方のために、実際の使用者目線でもう少し詳しく解説していきますね。
マグニフィカSが向いている人
まず次のような方はマグニフィカSを選ぶべきでしょう。
- レギュラーコーヒーが飲めれば良い人
- 機能よりコスト重視したい人
では順番に説明していきます。
基本のコーヒーが飲めれば良い人
マグニフィカSではエスプレッソとカフェジャポーネの基本メニューに加えて、モデルごとにスペシャルティやロングコーヒーのメニューが選べます。
メニューの数は2〜3種類と少なめですが、「ブラックコーヒーさえ飲めれば十分!」という人にとってはオススメです。
機能よりコスト重視したい人
簡単に言うと、マグニフィカSシリーズは価格別にディナミカの機能を減らしたようなモデルになります。
ひとつひとつの機能がディナミカに劣るというよりは単純に「機能が少ない」だけです。
なので、コスト面で少しでも抑えたい人はマグニフィカSを選ぶといいでしょう。
ディナミカが向いている人
次にディナミカが向いている人を説明します。
- いろんな淹れ方でブラックコーヒーを楽しみたい人
- マグニフィカS直営店モデル以外で悩んでいる人
いろんな淹れ方でブラックコーヒーを楽しみたい人
ディナミカは中級モデルにして、ブラックコーヒーのメニューが20万円越えの上位モデル並みであることです。
さっぱりしたコーヒーから、濃いコーヒーまでいろんなパターンで楽しみたい方は、ディナミカを選んでおけば間違いないでしょう。
マグニフィカS直営店モデル以外で悩んでいる人
マグニフィカS直営店モデルは他のモデルと比べると価格が圧倒的に安いです。
一方で、マグニフィカSコンパクトとマグニフィカSスマートは、10万円前後とそこそこの価格する割に機能は中途半端かなと個人的には感じます。
なので、マグニフィカS直営店以外を選ぶなら断然ディナミカがオススメ。
ディナミカを買っておけば、まず後悔することはないです!これは自信を持って言えますね。
ちなみに、もし自分が次に購入するとしたら・・・
私の愛用する「ディナミカ」も豆を挽き続けることはや2年経ちます。何の問題もなく毎日使用していますが・・・
所詮は機械・・・いつかは故障するんだろうな・・・
そう思いつつ、もし故障したとして私が第2号機を買うとしたら、間違いなく「ディナミカ」同等か、それ以上のモデルを買うと思います。
- ディナミカ同等のメニュー数
- ミルクタンク付き
この2つを満足するものが欲しいなと・・・。
ミルクタンク付きにすると価格的には上がりますが、デロンギのコーヒーマシンはそれ以上の価値があります。
デロンギのコーヒーマシンを安く買うおすすめの買い方
デロンギ製品は以下のデロンギ公式オンラインショップでの購入がおすすめです。
- デロンギ公式オンライン
- Amazonデロンギ公式
- デロンギ公式楽天市場店
- デロンギ公式Yahooショッピング
公式ショップがおすすめの理由は、
- 5〜10%割引クーポンがある
- 送料実質無料(3980円以上で無料)
- 保証期間が5年に延長
家電量販店やアウトレットモールでもデロンギのショップがありますが、キャンペーンやポイント還元率を考えると、デロンギ公式のオンラインショップがおすすめです。
時期によってお得なタイミングが変わるので、詳しくは知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
>>【セール情報あり】デロンギ(De’Longhi)製品をお得に安く買う方法