この記事はこんな方向けに書きました。
ホームジムに欠かせない床の保護。個人的にはトレーニング器具と同じくらい重視したいポイントです。
床材にはEVAなどいろんな材質がありますが、本格的なホームジムを作りたいならやっぱりゴムマットが魅力的ですよね。
本記事ではゴムマットの中でも、評判のいいGYMMAT製とSLDS製が気になって色々調べてみたのでその情報を共有したいと思います。ホームジムにゴムマットを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
GYMMAT(ジムマット)について
GYMMATは合同会社ウチノが運営するトレーニングジム専用のジムマットを販売しています。
GYMMATという名前のとおり、ジムマットを専門に取り扱っています。逆にそれ以外の製品は一切取り扱っていません!
導入事例を見ても、フィットネスジムやパーソナルなどの商業施設だけでなく、ホームジムにも数多く導入しているようです。
ちなみに、問い合わせてみたところ、ゴムマットのサンプル提供は行っていないみたいなので、現物チェックしたい場合は1枚購入してみる必要があります。
SLDS(セルデス)について
SLDS(セルデス)はゴムチップマットや人工芝などの床材を販売〜施工まで行っている静岡県にある会社です。中国の製造メーカーと業務提携することで、日本市場向けに企画した高品質の床材を安価に提供しています。
カラーバリエーションが豊富で、ジムの雰囲気に合わせて選択肢が多いのもSLDSの特徴です。人工芝も扱っており、ジムの一画に人工芝を敷きたい人にもおすすめです。
各種サンプル品はSLDSの公式ページから取り寄せ可能ですよ。
GYMMATとSLDSのゴムマットを比較してみた
ということで、GYMMATとSLDSのゴムマットについて、ホームジムに導入するときに気になるポイントを比較してみました。
具体的には、
- ゴムマットの基本仕様
- ゴムマットの材質とゴム臭
- ゴムマットのラインナップと価格
これらの要素を比較していきます。
GYMMATとSLDSの比較ゴムマットの基本仕様
GYMMATとSLDSのゴムマットの基本仕様は下表のとおり。
GYMMAT | SLDS | |
---|---|---|
表面硬度 | 65 | 65 |
材質(トップ) | EPDM | EPDM |
材質(ボトム) | SBRゴムチップ | NBRゴムチップ |
認定試験など | PAH、SVHC、ホルムアルデヒドなどの有害物質テストに合格 | SGS社検査合格、防炎性能認定 |
製造国 | 中国 | 中国 |
販売場所 | ・公式サイト ・Amazon | ・MBC Power ・楽天市場 |
GYMMATとSLDSはどちらも二重構造のゴムマットになっていて、トップレイヤはどちらもEPDMを使用しています。
一方でボトムは、GYMMATはSBR、SLDSはNBRと微妙な差があるようです。それぞれのゴムの特性は下図のとおり。
画像:ゴム加工.com
大きな差は耐油性の違いのみで、ジムマットで使う分には実質、機能的な違いはないと考えてよさそうですね🙂
そして、両者とも臭いがキツい再生ゴムの使用がなく、有害物質に対する試験もPASSしている製品なのでホームジムでも安心です。
GYMMATとSLDSの比較ゴムマットの臭い
では次に、ホームジムにゴムマットを敷くときに気になる「ゴムのニオイ」について見ていきます。
ゴム臭の感じ方については個人差があるので、各ショップで実際の使用者の感想をまとめてみました。
それぞれAmazonと楽天市場に公式ショップがあるので、そのレビューから集計したところ下図のような結果になりました。
全体の母数が異なるので一概には言えないのですが、GYMMAT製の方がゴム臭が気になるという意見は少なかったです。
ただし、どちらも材質的な大差がなく良品質なところは間違いないのと、ゴム製品なので当然ゴム臭はするかなと。
ちなみにSLDSをサンプルで確認したところ、鼻を付けてようやくゴム臭がするレベルでした。なので、安価なゴムマットのような耐えられないニオイではないかと🙌
GYMMATとSLDSの比較ゴムマットのラインナップと価格
ゴムマットのラインナップと価格を比較した結果が以下です。
サイズ | 厚み | GYMMAT | SLDS |
---|---|---|---|
50cm*50cm | 15mm | 1,690円 | 2,310円 |
25mm | 1,780円 | 2,475円 | |
50mm | 3,300円 | 4,400円 | |
65cm*90cm | 50mm | ー | 19,800円 |
100cm*100cm | 15mm | 6,760円 | ー |
25mm | 7,920円 | ー |
全体的にGYMMATの方が安い結果となりました。この価格の差は最初に比較したゴムの材質で差が出たものかと思います。
一般的にGYMMATで採用しているSBRゴムの方が安価に抑えられるため、その差が価格に効いてきているのでしょう。
まとめ:GYMMAT製とSLDS製のゴムマットはどっちがおすすめ?
ここまで比較した内容を踏まえた結論は。。。
GYMMATとSLDSどちらのゴムマットがいいか悩んだら、GYMMATのゴムマットがおすすめ。
GYMMATを選んだ理由は主に次の3つです。
- 機能性、材質など大きな差がない
- GYMMATの方が安価
- 臭い評価的にGYMMATに軍配
当然SLDSも品質的に申し分ないですが、GYMMATの方がコスパが良いところが決め手でした👏
というわけでホームジムにゴムマットを検討中で、GYMMATとSLDSで悩んでいる方はぜひ参考に!
では今回はこれでおしまいです!