- ランクトラッカーを導入したけど何から設定すればいいの?
- 機能が多いから体系的に使い方を説明してほしい・・・
- ブログ運営に活用する具体的な方法が知りたい・・・
ランクトラッカーには検索順位チェックを自動追跡するだけでなく、SEO対策に効果的な機能が多数あります。
この記事では、SEO対策のために有能なランクトラッカーの使い方を体系的にわかりやすく解説していきます。
ランクトラッカーを使いこなすことができれば、ブログのSEO対策を加速できて、効率よく収益化の道筋を作ることができますよ
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この記事を読むとわかること
- ランクトラッカーの初期設定がわかる
- それぞれの機能の使い方が体系的にわかる
- SEO対策のための具体的な活用方法がわかる
この記事を書いた人
サラリーマンブロガー
シャイニーゆう
プロフィール
- ブログ歴4年&月収6桁達成
- 30歳&0歳児と3歳児のパパ
本業に追われながらも副収入を得て今より楽な生活を送りたいに向けて、副業ブログについての情報を発信中
Rank Tracker(ランクトラッカー)でできること
ランクトラッカーでできる機能は大きく3つに分けることができます。
- 検索順位チェック
- キーワード調査
- 競合サイトの分析
検索順位の追跡はもちろんのこと、ランクトラッカーには豊富なキーワード調査機能や競合サイトのキーワード分析をする機能が備わっています。
正直のところ、ランクトラッカーさえあれば他のSEOツールは不要と言っても過言ではありません。
これから解説する機能をフル活用すれば「キーワード選定〜リライト記事の分析」までランクトラッカー1つでできてしまいます。
Rank Tracker(ランクトラッカー)の初期設定
ランクトラッカーを利用するにあたって、『導入後最初に設定しておいた方が良い初期設定』について解説します。
基本的にランクトラッカーを利用してSEO対策を効率化していこうと考えているなら有料ライセンスは必須です。
有料版へのアップグレード方法は『Rank Trackerの料金プランと導入手順をわかりやすく解説』でまとめています。
それでは順番に初期設定の内容を見ていきましょう。
ブログを登録する
ランキング追跡したいサイトのURLを登録していきます。
以下から新規にサイトを登録することができます。
ランク追跡するURLを入力してください。
右下の「エキスパートオプションを有効にする」にチェックしておくと、続けてGoogleの設定やキーワード設定の画面に移ります。
※エキスパートオプションはスキップしてしまっても後から設定できます。
Googleアナリティクス・サーチコンソールを連携させる
続けてGoogleアナリティクスとサーチコンソールの連携をしておきます。
ブログ登録時にエキスパートオプションにチェックを入れた場合は、以下の画面が出てきます。
測定する検索エンジンを設定する
続けてランキング追跡する検索エンジンの選択画面が表示されます。
最初はUSA版Googleなどの設定になっているので、日本版に変更しておきましょう。
検索順位追跡を100位に設定する
ランクトラッカーは追跡する検索順位を「1000」まで任意に設定できます。
追跡するランク数が多すぎると追跡時間がかかるので「上位100位」にしておくのがおすすめです。
自動測定スケジュールを設定する
登録したキーワードを決まった時間に自動追跡するために、追跡時間をスケジューリングすることができます。
スケジュール機能はランクトラッカーを起動中のみ有効です。ブログ執筆中など別作業中にランクトラッカーを起動して自動でデータ収集しましょう!
表示項目をカスタマイズする
追跡結果の画面に表示する項目は任意にカスタマイズできます。
基本的に表示項目は使いやすいように設定すればOKです。
以下の項目はチェックすることが多いので表示しておくと便利です。
よく見る表示項目
- キーワード
- ランキングページ
- 検索数
- Googleランク
- Googleモバイルランク
- Google差異
- Yahooランク
- タグ
タグの使い方は、投稿日などあらかじめルールづけしておいた内容を記載しておくと、後々フィルターをかけやすいので便利です。
以上がランクトラッカーど導入いたときに行っておくと良い初期設定です。
Rank Trackerの基本機能と使い方を徹底解説
ランクトラッカーの基本機能と使い方を解説していきます。
ランクトラッカーの機能は大きく分けて以下の3つです。
それぞれの機能の解説に飛びます
検索ランキングを追跡する
ランキングを追跡するには、[ターゲット キーワード] > [ランクトラッキング]に移動します。
キーワードを追加する
キーワードを追加する方法は次の2つあります。
- 手動で1つずつ追加する
- CSVファイルから追加する
手動で追加する方法
「+キーワードの追加」をクリックしキーワードを入力して次へをクリックします。追加するとキーワードの順位追跡が始まります。
CSVファイルからインポートする方法
ファイル > インポート > キーワードからCSVファイルをインポートします。
一括でキーワードをたくさん追加したいときにcsvを使うと便利ですよ!
検索順位を測定する
検索ランキングの測定は「ターゲットキーワード > ランクトラッキング > ランキングを確認」を確認から測定できます。
「1キーワードのみ」or「すべてのキーワード」を選択して測定できます。
ワークスペースを追加する
ワークスペースはランクトラッキングにタブを追加する機能です。
1つのワークスペースに表示項目を増やしすぎると視認性が悪くなるので表示項目を増やしたいときに活用してください。
メモ機能を使う
進捗グラフにはメモを残す機能があります。
折れ線グラフのイベントを追加したい日付で右クリックするとイベント追加できます。
リライトした日付をメモしておいて、そのリライトの効果があったかを可視化するといった活用方法もあります!。
キーワード調査を行う
ランクトラッカーはキーワード調査をする機能がかなり充実しています。
キーワード調査の機能を使いこなせると他のツールを使う必要がなくなるのでキーワード選定がとても効率的になります。
例えば、以下のようなツールや作業が不要になります。
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
- Googleサーチコンソール
- 検索窓でのサジェストキーワード調査
- 検索結果に表示される関連キーワード・関連する質問の調査
Googleサーチコンソールのデータを表示する
事前にGoogleサーチコンソールと連携しておくと、ランクトラッカー上でサーチコンソールのデータを確認できます。
ランクトラッカーでサーチコンソールのデータを表示することで、追跡したいキーワードをワンクリックで追加できるメリットがあります。
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
キーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」と同等の機能です。
キーワードプランナーに比べると、データ取得に少し時間がかかります。しかし、ランクトラッカーは一度調査したデータを自動保存してくれるので、キーワード管理がしやすさはランクトラッカーの方が高いです。
サジェストキーワードを調べる
オートコンプリートという機能を使うと、検索時に出てくるサジェストキーワードを取得することができます。
関連キーワードを調べる
以下からGoogleの検索結果に表示される関連キーワードも取得することができます。
関連キーワードはそのキーワードで検索した読者が知りたい関連のある内容なので、記事に盛り込むことでSEO的に効果的です。
関連キーワードはSEO的で上位表示するために必要なワードです!
関連する質問を調べる
Google検索結果には関連キーワードとは別に「他の人はこちらも質問」という検索結果が表示されます。
この関連キーワードをランクトラッカーで取得するには以下の機能を使います
※「よくある質問」を選ぶと、日本語キーワードではうまくデータ取得できないので「People Also Ask」を使ってください。
関連する質問もブログの記事を充実させるヒントとなるキーワードなので、ブログ構成を考えるときに絶対チェックしましょう!
キーワードの難易度を調べる(SEPR分析)
キーワードの難易度を調べるには「SEPR分析」を使います。
SEPR分析を使うことで、そのキーワードの上位50位のサイト情報を一覧表示してキーワード難易度を数値化して表示してくれます。
キーワードの難易度はあくまで競合を把握するための参考値と考えてください。
難易度が高くても自分のブログ構成に必要なキーワードなら記事を書くべき!
一度調べたキーワードを確認する方法
ランクトラッカーは一度調べたキーワードが「キーワードサンドボックス」に自動で格納されます。
キーワードを大量に保存しても動作が軽く、フィルター機能で確認したいキーワードのデータをすぐに取り出せるのも特徴です。
いちいち調べたキーワードをGoogleスプレッドなどに転記する手間もなく、全自動でキーワードの管理できてしまいます。もう他のツールには戻れない・・・
調べたキーワードをフォルダ管理する
キーワードサンドボックスのデータはフォルダ分けも簡単にできます。
使い方もシンプルです。
競合サイトを分析する
ランクトラッカーでは競合サイトのデータも取得することができるため、競合サイトの情報を丸裸にして、自分のサイトに活用することができます。
こんな競合サイト情報がわかる
- どんなキーワードで上位表示しているのか
- 自分のブログとのキーワードの差異
- 競合サイトのランキング推移
これらの競合サイトのデータを取得する使い方を解説していきますね。
同ジャンルの競合サイトを探す
まずは自分のサイトと『同ジャンルのキーワードを狙っている競合サイト』を探してみてください。
交差するキーワードが多いサイトは狙っているキーワードが似ているで、競合性が強いサイトと判断できます
競合サイトとのキーワードギャップを探す
表示した競合サイトと自分のブログとのキーワードの違い(キーワードギャップ)を見ることができます。
確認したい競合サイトの行を右クリックして「競合他社固有のキーワードを表示する」をクリックします。
検索数が多く、キーワードの難易度が低いキーワードは検索流入を増やすチャンスがあるかもしれませんね
キーワードの競合サイトを探す
狙っているキーワードに焦点を当てて競合を探す方法もあります。
関連するキーワードでSEO表示している数が多いサイト一覧を出力してくれます。
この機能を使うと競合サイトがどんな関連キーワードで上位表示しているかが一目瞭然。
競合サイトのランキングを追跡する
競合サイトの調査で自分のブログでもランク追跡したいキーワードが見つかったら、ワンクリックでキーワード登録できます。
ランクトラッカーは競合サイトの分析も効率よくできてしまうのでとても優秀ですね
日本語キーワードでは使えない機能
高機能なランクトラッカーですが、残念ながら日本語キーワードに対応していない機能もあります。
- キーワードよくある質問
- TF-IDFエクスプローラー
よくある質問
People Also Askは使えます。
TF-IDF エクスプローラー
競合が使っている頻度の多いキーワードを探すことができる機能ですが、日本語検索は精度が低いためほぼ使えません。
Rank Trackerの具体的な活用術
ここまでに説明した機能を使った具体的なランクトラッカーの活用術を紹介します。
リライトした方が良い記事を見つける方法
ランクトラッカーの機能を活用するとリライトした方が良い記事を効率よく探すことができます。
方法は次の3つのステップをひたすら繰り返します。
- キーワードに日付タグをつける
- 3ヶ月前の記事を目安にソート、ランキングが停滞していたら記事をリライトする
- リライトした日付タグを追加する →Step1に戻る
それではステップごとに解説していきます。
キーワードに日付タグをつける
3ヶ月前の記事を目安にソートし、ランキングが停滞or低下している記事をリライト
リライトした日付タグを追加する →Step1に戻る
リライトしたら「リライト日」のタグ追加し、リライト内容は「メモ機能」で記録しておきます。
※タグやメモは各キーワードを右クリックすると新規追加できます。
リライトの効果を計測するために一定期間が経ったらまたStep.1から繰り返す。
競合サイトから穴場キーワードを見つけて集客記事を探す方法
競合サイトを分析すると『自分では見落としていたキーワード』を見つけるヒントになります。
やることはかなりシンプルで次の要領でキーワードを探すだけ。
- 競合サイト固有のキーワードを確認する
- 検索数が多くキーワード難易度が低い記事を探す
それでは画像つきでもう少し詳しく説明しますね。
競合サイト固有のキーワードを確認する
検索数が多くキーワード難易度が低い記事を探す
キーワード難易度が低いのに検索数が多い穴場キーワードが見つかることもあるので試してみてください
Rank Trackerを活用するための注意点
ランクトラッカーはSEO対策をするのに非常に優秀なツールです。しかしながら、そもそも記事が少ないと分析するために必要なデータを十分に取得できません。
この記事の中でも少し触れましたが、SEOで順位が安定してくるには概ね3ヶ月ほどはかかります。
ブログの運営歴が短かったり、記事数が少ないと順位が安定しにくいためランクトラッカーの効果を感じにくいかもしれません。
ランクトラッカーを導入しようか検討中の人は、ブログ運営歴が3ヶ月ほど経っていてある程度記事を投稿がある状態で導入することをおすすめします。
効率化するためのツールに溺れて、逆に効率化できていない」ということにならないように注意しましょう!
まとめ:ランクトラッカーはただの検索順位チェックツールじゃない!
この記事ではランクトラッカーの機能を大きく3つに分けて解説しました。
- 検索ランキングの追跡
- キーワード調査
- 競合サイト分析
ランクトラッカーが人気の理由は、検索順位チェック以外にもSEO対策に特化した機能が充実しているからです。
ランクトラッカーの機能をフル活用できれば間違いなくSEO対策が効率よくなるはず。
もしもまだランクトラッカーを導入していなくて、この記事を読んでランクトラッカーを使ってみたいと思った人は以下のリンクからどうぞ。
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