- アフィンガーにとりあえず入れておくべきプラグインはある?
- ブログ運営に役立つおすすめのプラグインが知りたい
- 逆に不要なプラグインはあるの?
アフィンガーはカスタマイズ自由度が高く、プラグインを使わなくても十分高機能なWordpressテーマです。できるだけプラグインを入れない方がいい、というのが本音です。
とはいえ、プラグインを使った方がサイト運営の効率化や機能拡張がしやすくなることは確かです。
そこでこの記事では、アフィンガーを4年以上使用している私が、『アフィンガーユーザーに必須のプラグイン10選+おすすめしたい2選』を厳選したので参考にしてください。
この記事を読めば「アフィンガー6に必要なプラグイン」は一通り揃うはず!
AFFINGER6を検討中の方
AFFINGER6の導入を検討中の方は「AFFINGER6を4年使用した感想・レビュー」も読んでみてください。
実際にAFFINGERを4年利用した経験をもとに、本音でレビューしました。メリット・デメリットを包み隠さず感想を書きましたので、きっと役に立つと思います。
【全て無料】アフィンガー6に必須・おすすめのプラグイン12選
テーマごとに導入すべきプラグインは異なるので、闇雲にプラグインを入れまくるのは良くありません。この記事ではアフィンガーのためのプラグイン12選を紹介します。
- ”アフィンガー6”に必須のプラグイン10選
- 本当におすすのプラグイン2選
基本的には私が使っているプラグインのみ紹介します。無駄なプラグインは一切ないので、「とりあえず必要なプラグインを揃えたい」と言う場合はそのまま真似してもらってOKです。
【必須】ブログ運用に絶対必要なプラグイン4選
アフィンガー6で『ブログ運営する上で必須のプラグイン4選』を紹介します。
※目次表示やお問い合わせフォームはここで紹介するものでなくてもOK。ただし、アフィンガーには必須プラグインなので、選択に迷ったらこれから紹介するものを使えば間違いありません。
Gutenbergブロックプラグイン2
ブロックエディタにアフィンガー専用のブロックを追加するためのプラグインです。
プラグインをインストールすると、ブロックエディタに画像のアフィンガー専用ブロックが追加されます。
ただし、クラシクエディタを使う場合は、ブロックを使わないのでこのプラグインは不要です。
ブロックエディタを使う人は必須!インストールしていない人は今すぐ入れましょう!
Google XML Sitemap
XML Sitemapは検索エンジンに記事の存在や内容を認識してもらうためのプラグインです。
クローラーに記事を認識されないと検索結果にすら表示されず、読まれることはありまません。せっかく書いた記事に効率的なクロールを促すためにも、サイトマップの設置は重要です。
WordPress5.5からサイトマップが標準装備されましたがURLしか表示されず機能が不十分。Google XML Sitemapであれば更新日時など検索エンジンに伝えたい情報をしっかり出力できます。
『Google XML Sitemap』はインストールして有効化するだけ。ややこしい設定とかも不要です!
すごいもくじLITE(目次表示)
投稿ページに目次を自動表示するためのプラグインです。
公式プラグインなので、アフィンガー用に最適化されておりデザイン変更やカスタマイズが容易です。また、アフィンガー専用なのでページ速度の心配もいりません。
なお、すごいもくじには『LITE版(無料)とPRO版(有料)の2種類』あります。
PRO版でできること
- 目次デザインを変更できる
- 目次のクリック計測
特にPRO版はクリック計測の機能が便利です。「どの見出しがよく読まれているか」がわかるため、リライト時の参考にしやすいといったメリットがあります。
とはいえ、LITE版でも目次機能を十分果たしてくれるので、最初からPRO版にする必要はありません。
すごいもくじの唯一残念なところを挙げるとすると、目次を挿入できるのがメインコンテンツのエリアだけということ。サイドバーなどに目次を表示したい場合は外部プラグインを使いましょう。
外部プラグインだと「Rich Table of Contents」がおすすめです。
Contact Form by WPForms(お問い合わせフォーム)
WPFormsは簡単にお問い合わせフォームを設置するためのプラグイン。
ブログ運営をするならお問い合わせフォームを設置しておいた方が無難です。特にGoogleアドセンスの申請をするならお問い合わせフォームは必須です。
お問い合わせフォームの代表プラグインとしてContact Form7も有名ですが、ここではWPFormsをおすすめします。
WPFormsは管理画面が見やすく、HTMLコードの編集が不要のためWordpress初心者でも簡単に作成できます。
【必須】サイトを最適化するプラグイン3選
アフィンガーは有料テーマと言うだけあって基本的な最適化設計はされています。
ただ、ページの表示速度については改善余地があると感じています。ページ表示速度はプラグインを使って改善する方法が簡単で効果を実感しやすいです。
そこで、ページの表示速度に影響しやすい「画像軽量化、キャッシュ利用、ファイル圧縮・結合」の3つの要素を最適化するプラグインを紹介します。
サイトの表示速度は読者の離脱率にも影響するのでしっかり対策を行っておきましょう。
EWWW Image Optimizer(画像軽量化)
EWWW Image Optimizerは画像をリサイズして軽量化する定番プラグインです。
画像のサイズを小さく変更するだけなので画質を保ったまま軽量化できます。EWWW Image Optimizerはインストールしておくだけで画像アップロード時に自動でリサイズしてくれるので非常に便利です。
※余談ですが、ページ速度にこだわるならWordpressにアップロードする前に、「TinyPNG」で圧縮しておくとより効果的です。TinyPNGは圧縮率が大きいので、必要最小限の画像データ量にすることができます。
WP Fastest Cache(キャッシュ利用)
WP Fastest Cacheはキャッシュを利用することでページ表示速度を高速化するプラグインです。
キャッシュとは「一度表示したWebページのデータを一時的に保存しておくことで、ページに再訪問したときに早く表示する仕組み」のことです。
キャッシュ系のプラグインにはW3 Total Cacheなど他にも有名なものがありますが、WP fastest Cacheは設定がシンプルで日本語対応しているので初心者でも簡単に使うことができるからおすすめです。
Autoptimize(ファイルの圧縮・結合)
AutootimizeはWebサイト上のHTMLやCSS、JavaScriptといったファイルを圧縮・結合ができるプラグインです。ファイルの圧縮や結合で期待できる効果は次のとおりです。
- 圧縮:HTMLコードの余分な空白や改行を削除しファイルサイズを軽量化
- 結合:読み込むファイル数を減らすことで読み込み時間を短縮
つまり、余計なファイルデータの部分を最適化することで表示速度のパフォーマンスを改善できると言うことです。
なお、Autoptimizeには画像の遅延読み込みも設定できますが設定は不要です。Wordpress5.5からデフォルトで対応しているからです。
アフィンガーではAFFINGER管理>その他からWordpress本体の遅延読み込み機能を有効にすることができます。
【番外】LiteSpeed Cacheならコレ1つでOK
もし使用しているレンタルサーバーが「LiteSpeed対応」ならLiteSpeed Cacheをおすすめします。LiteSpeed Cacheなら「画像軽量化、キャッシュ利用、ファイル圧縮・結合」をすべて設定できます。
LiteSpeed対応のレンタルサーバー
- mixhost ← おすすめ当ブログで使用中
- ロリポップ!ハイスピードプラン
- カラフルボックス
このプラグイン一つでページ表示速度が体感できるレベルで向上します。
【必須】サイトを保護するプラグイン3選
WordPressでブログをする場合、サイトの保護対策はとても重要です。
ここでは自分のブログを守るために最低限必要なプラグインを紹介します。
Edit Author Slug(セキュリティ対策)
Edit Author SlugはWordPressのユーザー名の漏洩を防ぐためのプラグインです。
そもそもプラグインを入れていないWordpressの初期状態では、サイトのURLに「/?author=1」と記述すると、恐ろしいことにWordPressにログインするときの「ユーザー名」が表示されます。
ログイン名が誰でもみれる状態にするのはセキュリティ上よくありません。
Edit Author Slugを導入することで、このユーザー名が表示されるところを任意のスラッグに変更できます。設定も難しくなく、動作も軽いのでインストールすることをおすすめします。
SiteGuard WP Plugin(不正アクセス・コメントスパム対策)
SiteGuard WP Pluginは、以下のような外部からの攻撃からWordPressを守るプラグインです。
- 管理画面への不正アクセス
- コメントスパム
しっかりセキュリティ対策していないと、せっかく作っているブログを乗っ取られたり、最悪消滅したり・・・。
基本的にインストール・有効化するだけでセキュリティ強化可能です。ブログ負荷も少なく表示速度にも影響がほとんどありません。自分のブログを守るために導入しておきたいプラグインです。
BackWPup(データバックアップ)
WordPressの自動バックアップを保存してくれるプラグインです。
BackWPupのメリットは、一度設定しておくだけで定期的に自動でバックアップを取っておいてくれることです。DropBoxなどの外部フォルダへの自動保存も可能です。
バックアップってやっぱり必要なの?
備えあれば憂なし。バックが必要になったときには、時すでに遅し・・・。私も何度かバックアップに助けられた経験があります。
頑張って作ったブログデータが何かの拍子に飛んでしまうと復旧が難しくなるので、バックアップは必ずとっておいた方が無難です。
【おすすめ】アフィンガーを"もっと"使いやすくするプラグイン2選
ここからは『アフィンガーでブログ運営する人に是非使ってもらいたいおすすめプラグイン2選』を紹介します。
必須とまでは言いませんが、使いやすさ、機能性の面でかなりおすすめです。ぜひ一度使ってみてください。
Flexible Table Block
正直に言うと、アフィンガーのテーブルブロックはお世辞にも使いやすいとは言えません。そこで、標準のテーブルブロックの代わりにおすすめしたいのがFlexible table Blockです。
Flexble table Blockをアフィンガーのカスタマイズ機能と組み合わせると以下のような見やすい表も簡単に作ることができます。
Flexible Table Blockの作成例
Flexible Table Blockでできること
- セルごとの色変更が可能
- 行列の追加/削除が1クリックでできる
- セル結合
なお、上の表のボタンやアイコン表示は当ブログ専用にカスタマイズしています。作り方は、当ブログ経由でアフィンガーを購入した人向けに公開しています。
FileBird Lite
FileBird Liteは画像などのメディアファイルを整理することができるプラグインです。
↑このようにフォルダごとに画像を分けることが可能です。
「アップロードした画像を探すのに時間がかかる・・・、もっと整理できないの・・・」といった問題を解決してくれます。
一度使うと元の煩雑な管理画面は使えなくなります。Wordpressが重くなることもなく正直デメリットがないので、特に理由がなければ導入することをおすすめします。
アフィンガー6に不要なプラグイン
アフィンガーに必要なプラグインがある一方で、「入れなくてい、入れない方がいい」プラグインもあります。
以下はアフィンガー6には不要だと考えています。
アフィンガー6に不要なプラグイン
- All in One SEO
- クラシックエディタ
- AddQuick Tag
それでは、これらが不要な理由を順に説明していきます。
All in One SEO
All in One SEOは、SEOの内部対策に関連する設定ができるプラグインです。具体的には以下のような設定ができます。
- メタタイトル、メタディスクリプション
- Google Analyticsとの連携
- Google Search Consoleとの連携
- SNSの設定
ただ、アフィンガーには上記の設定が全て標準で実装されているためプラグインを使う必要がありません。SEO関連の設定方法は以下の記事で解説しています。
クラシックエディタ
アフィンガー6でもプラグインを入れることでクラシックエディタを使うことができます。
しかし、『アフィンガー6』を使うならブロックエディタ(Gutenberg)を断然おすすめします。
アフィンガー5時代からクラシックエディタを使っていた人には抵抗があるかもしれません。しかし、今後のテーマのアップデートのことを考えると、ブロックエディタが主流になることは間違いありません。
最初は私もブロックエディタが使いにくかった、というのが本音です。
でも、慣れてくるとブロックでサクサク執筆できるブロックエディタの方がむしろ使いやすく感じています!
これからアフィンガーを使う人は特に理由がない限りブロックエディタをおすすめします。
AddQuickTag
AddQuickTagは、あらかじめ登録した装飾用のコードなどをワンクリックで挿入できるプラグイン。かつて主流だったクラシックエディタや機能が少ない無料テーマではとても重宝するプラグインです。
しかし、アフィンガー6には「マイブロック」という独自の機能があります。この機能を使えば、あらかじめ登録しておいたブロックを記事執筆時に簡単に呼び出すことができます。
つまり、アフィンガー6には標準装備で「登録デザインを呼び出す機能」が実装されているので、あえて類似するAddQuickTagを使う必要はないと考えます。
アフィンガー6の有料プラグインは後回しでOK
アフィンガーには「16個の有料プラグイン」があります。
無料プラグインでもできそうだけど、有料プラグインじゃなきゃダメなの?
全く問題ありません。私は無料プラグインでは実装が難しいものだけ、有料プラグインを使っています。
正直に言うと、料金的に結構高めなのですべて有料にするのは財布にも優しくありませんし、必ずしも有料が良いとは思いません。
一方で、有料プラグインのメリットは、テーマとの互換性や管理画面での操作性の良さです。無料プラグインで実装してみて、使いやすさや使用頻度を試してから有料プラグインを使うべきか検討するのがベストです。
アフィンガー歴4年の私が使っている有料プラグイン
参考までに、私が使っっている有料プラグインを紹介します。
私は自分では実装が難しいアクセス解析系のプラグインをメインで使っています。
私が使っている有料プラグイン
- AFFINGERタグ管理マネージャー
- PVモニター
- すごいもくじPRO
AFFINGERタグ管理マネージャー&PVモニター
「タグ管理マネージャーとPVモニターを使いたいからアフィンガーを選んだ」という人もいるくらい、アフィンガーの有料プラグインの中でおすすめしたいプラグインです。
「どの広告が、どの記事で、いつ、誰にクリックされたのか」といった読者の行動を数値化できるので、徹底的なアクセス解析やリライト時にとても役立ちます。
デメリットとしては、この2つのプラグインのセット料金が29,800円と結構高いこと。ブログ初心者だと結構ハードル高めだと思うので、PV数が伸び始めてからの導入でも良いと思います。
すごいもくじPRO
PRO版になると目次のクリック数を計測や目次表示を任意に変更することが可能です。
目次のクリック数がわかると、「読者がどんな内容に興味を持っているのか」を把握することができます。
絶対必須!とまでは言いませんが、リライトの参考になるデータを蓄積できます。ある程度PV数が見込める場合は、PRO版を検討してみてください。
プラグイン選びで注意すべきポイントは2つ
プラグインは機能拡張にとても便利ですが、正しく使わないと思わぬエラーの原因になることがあります。プラグインを追加するときは次の2つに注意しましょう。
プラグイン追加時に注意すべきこと
- プラグインは無駄に入れすぎないこと
- キャッシュ系や画像圧縮系は慎重に利用する
これらの理由を順に説明していきます。
プラグイン追加時の注意点①プラグインを入れすぎると表示速度に影響する
プラグインを無駄に入れすぎるとページ表示速度の低下の原因になることがあります。
下のデータが示すようにページの表示速度低下は「読者を離脱させる原因」になります。なるべくプラグイン数は抑えておく方がベストです。
とは言っても、無理に制限するのはストレスだと思うので、ページ表示速度の影響度合いを確認しつつ自分の環境に合わせて調整することが大切です。
当ブログでは、この記事で紹介したプラグインを含めて15個利用していますが、その程度なら体感でも表示速度への影響はほぼありません。
プラグイン追加時の注意点②キャッシュ系や画像圧縮系は慎重に利用する
上記で紹介したページ最適化のプラグインはお互いの機能が重複することがあります。
何でもかんでも設定を有効にしてしまうと、お互いに機能が干渉して表示崩れなど思わぬエラーの元となります。
基本的にはそれぞれのプラグインのいいとこ取りをして、重複しないように設定すれば問題はありません。よくググって自分の環境に合った設定にすることが重要です。
プラグインは「とりあえず」ではなく「厳選」した方が良い
今回はアフィンガーを4年使った私が、(アフィンガー5ではなく)アフィンガー6と相性の良いプラグインを12個に厳選して紹介しました。
正直なところ、今回紹介した必須10選はアフィンガー6でブログ運営するなら「とりあえず」入れておけば間違いないと考えているプラグインです。おすすめ2選についても本当に感動するレベルでおすすめです。
ただし一方で、プラグインは機能を理解して使わないと「プラグイン同士の機能が干渉したり、サイトスピードに影響を及ぼしたり」思わぬ不具合につながる原因にもなり得ます。
アフィンガーはかなり高機能なのでプラグインに頼らずとも、大抵のブログ運営に必要な機能は備えています。
こういったことを考えてからプラグインを使うか判断することをおすすめします。